2017年9月20日水曜日

空の灯音楽隊LIVEVOL.2

 
空の灯音楽隊LIVEVOL.2に来てくださった皆様、そして関わってくださったスノドカフェ始め、音響、照明、記録映像、受付、販売等々のスタッフの皆様、ありがとうございました。

メンバー一同本当に感謝しております。

公演から2日たち、ちょいと頭も冷えてきました。

ソロとしても、バンド・空の灯音楽隊としてもまだまだ荒削りな音楽(やっきになって削りすぎて無くなっちゃったりして…)を、たくさんの方に協力していただき、あのように綺麗に飾り付けていただいたことは、とてもうれしく、これからも公私ともに頑張っていこうと強く思っているところであります。


何年も前のこと。

ある友人が、「研二郎の音楽は、まるで長い絵巻物を見ているようだね。」というようなことを言った。

生活の一場面や、または心象の世界から、いろいろな風景を切り取ってきたものが自分の曲だ(誰の曲もそうかもしれないけど)。

なので全部の曲はつながり合っていると思う。

2枚の写真があれば、その間には、写り込まなかった空間と時の流れが本来はあったように。

それはすごく個人的な空間・時間であり、わざわざ額に入れて人に見せるものではないかもしれない。


少し前。

また別の知人が、「作品の説明というのはするべきだと思う。」というようなことを言った。説明をする権利がある、って言ったんだったかな…。

作品とは別の言葉で、その良さを伝えることは悪いことではないと。

だって、普通の商品や工芸だってそうして初めて売れるわけだし、芸術だけそれが下世話に思われるのはおかしいだろうと。

確かに、と思った。

「この曲はこういう時に作って、こういうメッセージを持っています。こんな風な気持ちになってもらえたらうれしいです。では〇〇を聴いて下さい。」

というようなMCがあんまり好きではなかった。
それは歌で感じさせることじゃん、って何処かで思っていた。

でも、はっきり意味を伝えるからこそお客さんにその歌が染み込むんだな、と思い直した。


この2つの言葉の記憶がキッカケで、だったら、ひとつひとつの曲の解説も含めて、作品(絵巻物)にしてしまおうと思ったのが、昨年のLIVEVOL.1から始まったコンサートのテーマだった。

日本画の詞書(ことばがき)みたいなものですね。

作品の説明や日付なんかも含めて一つの絵になってしまっている。
これってすごいなと思うのだ。

それが、MCをすべて詩の朗読にする、という挑戦だった。

第2回の今回は、今度は逆にその詩をもとに曲を作ったり、より物語性を持たせてみた。

朗読も、SPAC(静岡県舞台芸術センター)俳優の布施安寿香さんにお願いし、その実力をお借りして、より幻想的な物語の空間を作り上げることが出来たと思う。

もちろん挑戦は上手くいったことばかりではなく、もっともっと洗練させていかなくちゃいけない部分もたくさん発見しました。

いろいろな方に感想を伺いたいと思います。


最後に…、心配された台風も予報よりかなり遅れ、無事に開催できましたことも感謝したいです。台風によって被害にあわれた地域の一刻も早い復旧と、多くの方の安全を祈りつつ。

そんな危うい天候にもかかわらず、大幅に予想を上回る112名のお客様がご来場くださいました。

重ね重ね、本当にありがとうございました。

これからもあたたかいご指導(厳しくしないでねw)を、よろしくお願いいたします。

空の灯音楽隊LIVEVOL.2
丸山研二郎 加瀬澤彩友美 黒川浩和 しほみ てづかあい
中司和芳 原口朋丈 misato 渡辺真由子
ゲスト・布施安寿香

2017年9月15日金曜日

インド人に道を尋ねると、全然検討ハズレの方向を教えたりする(そうでない人ももちろんいるが)。

当然、後になって、

おいおい、嘘つきやがって!

と思う。

ところが、どうもそれは「嘘」ではないらしい。

あまりに心がホットなので、見ず知らずの異国の旅行者に対してかわいそうで、「知らない。」と言えないらしいのだ。
なので、当てずっぽうに答えてしまう。


やさしさの在り処、というのは難しい。

多くの人は、最初から「知らない。」と言ってあげたほうが親切だよ、と思うだろう。

わざわざ行った先で、違った、と気がついたときの徒労を考えれば当然だ。


でも、僕にはこのインド人の気持ちがなんとなく分かる。

さすがに当てずっぽうに道を教えたりはしないが、よかれと思ってしたことが的外れで、逆に悪く思われたりすることは誰しもあることだ。


この間、引っ越しを控えた知り合いから電話があった。

いろいろお世話になったお礼に贈り物を持って行きたいんだけど、たくさんあるので車で迎えに来てほしい…、とのこと。

あのね、お礼したいんだったら自分で持って来てくりょ!と僕は心のどこかで思うのであった。

でも逆に、そういうありがた迷惑や、盲目的な感じ、というのがもっと理解されるようになったらいいな、とも思うのだ。

それを、あなたほんとに感謝してるの!?こうあるべきじゃないの!とやっつけてしまったら、やさしさや思いやりなんていうのは、遠くの小さな的を正確に射抜くような、高度なテクニックになってしまうではないか。


結局迎えに行って、「お礼は自分で運べる分だけでいいですよ。」ってなことは一応言ったけど、きっと僕の的が狭かったんだな、と思って反省している。


練習に練習を重ねた形式的なやさしさはとても大切だが、後先考えない衝動的なやさしさも、僕は好きだ。

自分の「的」は広いほうが、人付き合いはもっとハッピーになりそうだ。

イラッとする場合もあるけど、それはどうやらお互い様なのね。

2017年9月10日日曜日

空の灯音楽隊 朗読部


空の灯音楽隊LIVE Vol.2まで、あと一週間になりました。

本日は尊敬する俳優である「布施安寿香」さんと、朗読の稽古+打ち合わせ。

そんな時、いつもは屋内の場所を借りるんだけど、今回はふと思いつき公園の樹の下で練習。

さすが、としか言いようがないその声と間の使い方に感心しながら、とてもいい雰囲気で進みました。

安寿香さんが声に出してテキストを読み始め、ふと気がつくと、自分がもう物語の中にいることに気がつく。

外から言葉や意味を眺めているんじゃなくて、すでにその内側にすいこまれている…、という感じだ。

今回のお話は、大きく穏やかな海と、そこに浮かぶ一艘の船の物語。

「・・・子どもの頃 寝る前には 母親に物語をしてもらうのが好きだった どこにでもありふれた昔話だ

眠りに落ちる一瞬の間に 幼い子はたくさんの夢を見る

夜の闇の中に 草木や 子ども達の笑い声や 甘い飲み物や 
鬼や異形の物怪や 涙や 火の粉が…
ぐちゃぐちゃに溶けて 夜ごとにたまってゆく

それは 底の見えない ひろいひろい水面 ・・・」

さて音楽とともに、どんなお話が生まれるのか、お楽しみに。


写真は、写真撮ってもいいですか?と安寿香さんに言われ、自撮り。

あんまり普段やらないな~。

数年前、韓国に旅行に行った時、みんな「自撮り棒」を持ってキャーキャー言いながら歩いてて、あんな恥ずかしいの日本では流行らんなあ、と思っていたら、その後急に流行した。

うーむ、わしズレてる?

たまにはいいね。

2017年9月8日金曜日

やまぼうしライブ


やまぼうしライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。

やっぱりこの場所は特別。

お客様の一人が、
「まるちゃん、立派になって。森下さんが生きていたら喜んだわね。秘蔵っ子だったもんね。」
と。

フォークシンガーの故・森下よしひささんに誘われて、僕は初めてここにやって来たんだった。それが大学1年生の時だ。

それから十数年。
いやー、恩返しなどということには程遠いが、ぜめてよいミュージシャンであり、また娘の成長なども逐一報告したいと思うのであった。

もうすぐ20周年だって。

お祝いしないとね。

2017年8月25日金曜日

静岡県郷土唱歌完成!


CD「静岡県郷土唱歌」がついに完成しました!
今日手元に完成品が来ましたが、なかなか雰囲気ある仕上がりに。

販売は、僕と空の灯音楽隊メンバーの手売りの他、ネットでは通販サイト、静岡市内では書店などでも取り扱っていただく予定です。詳しく決まり次第、お知らせいたします。

僕のライブ会場ではもう購入できますので、ぜひライブにも足を運んで下さいね。

■「静岡県郷土唱歌」2枚組 全28曲入り¥3500
DISC 1
1 富士登山
2 蜜柑採3 八丁池
4 天城山
5 石廊崎
6 三保
7 富士山下り
8 遠州灘
9 牧野原茶園
10 秋葉山
11 三方原
12 金原明善
13 山田長政
14 德川家康

DISC 2
1 溫泉めぐり
2 濱名湖
3 富士の裾野
4 大井川下り
5 白絲瀧
6 千本松原
7 御前崎
8 久能山
9 天龍川下り
10 小夜の中山
11 蛭ヶ小島
12 江川坦庵
13 賀茂眞淵
14 今川義元

編曲:丸山研二郎
   石廊崎/渡辺真由子
   千本松原/丸山研二郎・渡辺真由子

丸山研二郎/歌・ギター・クワトロ・パーカッション
てづかあい/歌・ウクレレ
加瀬澤彩友美(ノーザンスター)/歌
misato/歌
黒川浩和/歌
しほみ/歌
中司和芳/ベース
原口朋丈/篠笛・和太鼓・パーカッション・三味線
丸尾あみ子/ヴァイオリン
渡辺真由子/ピアノ・キーボード・オルガン

録音・ミックス・マスタリング:坪井義幸(T2オーディオ)
ジャケット・デザイン:丸山成美
文章:鈴木大治
企画・制作:T2オーディオ


CDの歌詞カードに短い文章を書かせていただきました。
郷土唱歌の素性についてもわかりやすく書いたつもりなので、抜き出してみます。

以下CDの歌詞カードより~

 僕たちは脈々とつながる歴史の中で生きています。
 雄大な自然があり、人々の生活があり、進歩によって得られた安全や便利があり、また薄れてしまった情緒もあります。古き良き文化があり、発展のために失われた思いやりもあります。美しく語られる偉人たちの活躍があり、過ちとして心に刻まなければならない争いや因習もあります。
 静岡という土地にも、また他の、世界のどの土地にも、良きにつけ悪しきにつけ、ひとつひとつの出来事のたびに歌が生まれ、時とともに忘れられて来ただろうと思います。
 子ども達の郷土愛を育てる目的で、一般から詩が公募され、昭和11年に静岡県教育会から発刊されたこの「静岡県郷土唱歌」は、ある資料によれば、当時は小学校やラジオなどで親しまれていましたが、軍国主義による教科書の統一などのため、戦時中には歌われなくなってしまいました。戦後、復活の兆しが見られ、「静岡県・郷土の歌めぐり」という本に一部が再録されています。
 今回、アレンジにあたっては、歌詞+メロディのみの譜面を参考にしているため、楽器の編成から、前奏・間奏などのメロディ、伴奏の和音などはすべて私の創作です。歌詞は原本から一切変更していませんが、曲によっては拍子や歌いまわしをアレンジしているものもあります。そのため、当時、学校などで歌った記憶がある方には、大分違った曲に聞こえるかもしれません。そもそも音源資料がなく、このCD制作の目的が、曲集を当時の形のまま復元するというものではないため、どうかお許しいただきたいと思います。
 最後に…。一部の曲の歌詞の中には、当時の兵隊さんを讃え、軍国主義に向かおうとする社会の姿を感じさせる表現もあります。資料的な価値を大切にしたいと思い、すべての曲を収録いたしました。制作者一同に、戦争や当時の体制を賛美する気持ちは一切ないことを書き添えたいと思います。
 静岡県の古い写真集をめくるような気持ちで、一曲一曲を現在の静岡の姿と比べながら、感じていただけたら幸いです。

丸山研二郎

2017年8月23日水曜日

ホームコンサートプロジェクト


新しい企画を始めようと思います。

「丸山研二郎 ホームコンサート・プロジェクト」と題して、その名の通り“ご自宅に演奏に伺います”というものです。

家庭のこと、体のこと、仕事のこと、いろいろな事情で、生の音楽を聴きたいけど、なかなか会場に足を運べない、という方。または、家族や友人の集まりで、ちょっと音楽を添えて贅沢したい、という方。

こんな試みはいかがでしょう。

お一人様でもいいですよ。
ご不明な点はお問い合わせ下さいませ!


「丸山研二郎 ホームコンサート・プロジェクト」

■内容
1ステージ(30~40分程度)を基準に、ご相談に応じます。
演奏曲目は、オリジナル曲 + 会に合いそうな曲を中心に、選曲させていただきます。

■料金
5名以下 / ¥8000 6名以上 / 1名¥1500×人数
※15歳以下は無料。人数のカウントに含みません。
※会場が静岡市外の場合は、別途、交通費をいただく場合があります。

■その他
○ご依頼は、基本的には私の演奏内容をご存知の方、またはそのご紹介に限らせていただきます。
○音響設備のご用意ができません。会場は生演奏が聴こえる広さの場所でお願いいたします。
○音量への配慮が必要な場合は、あらかじめお伝え下さい。しずか~に演奏いたします。

■お問い合わせ
TEL / フライヤーを見てね。
mail メールフォームはこちら → qlick
メールの場合は、お名前・ご連絡先を明記して下さい。こんな場所で、こんな集まりで、こんな雰囲気で演奏してほしいんだけど、などなど、お気軽にお問い合わせ下さい。

2017年8月6日日曜日

LIVE VOL.2開催決定


9月17日(日)にスノドカフェ主催による「丸山研二郎+空の灯音楽隊」のライブ第2段が決定しました。

1stアルバム「空の灯」のリリースから1年。今回は朗読でSPAC(静岡県舞台芸術センター)俳優の布施安寿香さんが参加し、一層深い音楽旅行へと誘います。

とびきり素敵な時間にしたいと思います。
ぜひぜひご予約下さい。

ご予約はスノドカフェまで。

■9月17日(日)
空の灯音楽隊LIVE Vol.2

出演
丸山研二郎 G.Vo.
加瀬澤彩友美 Vo.
黒川浩和 Vo.
しほみ Vo.
てづかあい Vo.
misato Vo.
渡辺真由子 Key.
中司和芳 Ba.
原口朋丈 和太鼓.篠笛
布施安寿香 朗読

日時:2017年9月17日(日)
会場:静岡市民文化会館B展示室
開場15:00/開演16:00(終演18:00予定)
料金:¥2,800- (1drink付)
※市民文化会館ロビー棟1階、スノドカフェ3号店にてドリンク引き換え。
会場内でお召し上がり頂けます。

要予約
*スノドカフェ各店舗またはお電話、及びメールで承ります。

【チケット取扱・お問い合わせ】
スノドカフェ 清水 TEL 054-346-7669
スノドカフェ 七間町 TEL 054-260-6173
静岡市民文化会館店でもお買い求め頂けます。
WEBSITE http://www.sndcafe.net/event/2017/09/soranohi02.html

【アクセス】
静岡市民文化会館
〒420-0856 静岡県静岡市葵区駿府町2-90
JR静岡駅北口より徒歩25分
静岡鉄道新静岡駅または日吉町駅より徒歩10分
静鉄バス停「市民文化会館入口」より徒歩1分

【主催】
株式会社オフィススノド(スノドカフェ)


ギター、ベース、ピアノ、和太鼓、篠笛、そして力強い声の壁、が描き出す不思議な不思議な風景...。空にまたたく灯が、時には明るく、時にはうすぼんやりと照らす景色を漂いながら、心の片隅にしまっていた新しい力を探す旅に出る。