投稿

5月, 2016の投稿を表示しています

NolenNiu-de-ossi

イメージ
1年ぶりの再会。 去年、妻が妊娠中だったので、日帰りで名古屋に行き、一緒に演奏させてもらって以来。 NolenNiu-de-ossi(ノレンニゥー・デ・オッシ)との2マンライブだった。 音楽の仲間であり、ライバルであり、大切な友人である。 一時期はよく、彼らとともに県外にも演奏に行った。 僕が出られなくなってからも、時々気遣ってメールをくれたり、今回も、僕に子どもが生まれたことを祝福して、ライブで1曲お祝いの演奏をしてくれた。 僕は、泣きそうになった。 しかし、その曲は彼らの発売直前の新しいCDに入る曲で、すーっとさりげなく宣伝のMCに繋がっていったので、これはまた上手いもんだと感心するのだ。 僕は、以前と今と、演奏をするための気持ちが変わっていることを実感した。 守らなければならないものも増えたし、その間のいろいろ大変な心の状態を乗り越えたことで、よりステージでも自分の状態や、お客さんの期待を受け入れられるようになったような気がする。 あくまで気がするだけですよ。 また、これからはステージも忙しくなりそうです。 来て下さるお客様にも、自分を認めてくれる仲間にも感謝しつつ。 少しずつ進んでいきたいと思います。

心が自由になれば

イメージ
仕事中。 「丸山さん、お客さんです。」 というので、ふと見ると、何と富山県から知り合いのKさん夫妻が訪ねて来てくれた。 静岡に住んでいる家族に会いに来た道すがらだという。 僕はそのご夫妻がとても好きで、何年ぶりかの再会は、本当に嬉しかった。 奥さんは、持病をもっていらっしゃったが、最近はだんだんと良くなって、また仕事を始められたという。 その話もとても心が温まった。 そういえばこちらが富山を訪ねた時は、僕と、車いすの友人・元ちゃんと、シンガーソングライター・ZILLの3人という、何とも奇想天外なトリオであった。 介助しながらの、音楽ツアーはそれは大変な面もあったが、楽しい思い出である。 昨日は久しぶりにUHUのステージに立った。 ソロもさせていただいたのだが、ソロは「座った」のである。 他に、急きょ店長のてっちゃんに誘われ、イタリア人のシンガー・EUGのバンドに参加することになった。 EUGは声にループやエフェクトをかけて、パフォーマンスをするスタイルで、そこにドラムのもとおさんと、てっちゃんのサックスが入る、という完全即興バンドである。 僕は久しぶりに、エレキギターをバリバリ弾いた。 心地のいいジャムだった。 音楽はもちろんいいのであるが、言葉の壁があっても、EUGが妙に気持ちのいいおじさんに思えたし、バンドのみんなが懐深く受け入れてくれているような、そんな気持ちになった。 久しぶりに自由に弾けた。 ありがとうー、UHU。

絵描き

イメージ
うちの駐車場のコンクリートが張り替って、雨が降ると、鏡のようになる。 雨の日は、空に落ちてしまいそうな気がするのだ。 本当に落ちてしまう人も中にはいるだろう。 特に、急に心が動きだしてしまう人は。 ふと、何かの声につられて簡単に移動してしまったりするのだ。 先日、あるイベントで、絵描きの友人が似顔絵屋を出していたので描いてもらった。 家族3人の絵である。 何というか、「描く」という動きも含めた似顔絵屋さんで、彼がクレヨンを狂気のようにバリバリと使って、ふーふー言いながら絵を描き始めたので、子どもがそれを見て、えうえうと泣きだしてしまった。 ごめんねーと慌てたように言いながらも、やはり彼はバリバリと描くのだった。 きっと、パフォーマンスではなくて本当にそうなってしまうのだろう。 仕上がった絵はとても穏やかだった。

ライブのお知らせ

イメージ
5~6月前半のライブをお知らせします。 ぜひ来て下さいね。 どうぞよろしくお願いします。 急速にリハビリを試みつつある今日この頃。 リハビリ…というと、足を運ぶお客様としては、あれ?と思うかも知れませんが、技術が落ちている(もともと高いとは思ってないけど)という意味ではないですよ。 あくまで精神的な話です。 さて最近は、聴くほうが楽しくて、新しい音楽を聴いたり、昔聴いていたCDを改めて引っ張り出して、何やら再発見したりしている。 Sivuca - Sivuca HƯƠNG "HOA THƠM BƯỚM LƯỢN" John Tavener - Funeral Canticle (The Tree of Life) Pearl Jam - Live on two legs "Black" Jaipur Kawa Brass Band - Durham Brass Festival 2014 Guinga - Porto da Madama こんなものを聴いたり、欲しいな~と思ったりしている。 早い話がまあ、ただのマニアである。 上から4番目あたりでちょっと安心した方もいるだろう…。 ---■5月27日(金)--- LIVEHOUSE UHU 丸山研二郎&NolenNiu-de-Ossi 2マンライブ --- 出演 --- 丸山研二郎 NolenNiu-de-Ossi (ノレンニゥーデ・オッシ) 開場18:00 開演19:00 入場料 ¥2160 UHU 静岡市葵区七間町9-10 ワイシーシー第ニビルB1 電話 054-253-1418 http://livehouse-uhu.com/ ---■6月5日(日)--- ギャラリー sensenci sensenci20周年記念展覧会「たまご展」内イベント MARUKEN LIVE (たまごとギター・ちょこっとダンス) 14:00~ charge ¥2000 --- 出演 --- 丸山研二郎 ダンスチーム中庭 sensenci20周年記念展覧会「たまご展」 5/8~6/25(土

ドンブラ

イメージ
このところ、ギターが全然手につかない。 その代わり、というわけではないが、義姉が旅行のお土産に買ってきたカザフスタンのドンブラという楽器(…のホントにお土産っぽいやつ)がなぜか手について、毎日弾いている。 チープなナイロン弦が張ってあって、糸巻きも上手く回らないのに、何だか知らないけど楽しく弾けるのだ。 Zakirbek Duyshenbek & Erjan Jamenkeev https://www.youtube.com/watch?v=jOr5RQHXXXk キルギスのコムズという楽器 対 カザフのドンブラ、という動画。上手いのひけらかすなよな~と思って観ていると、最後はちょっと感動してしまう。 2つの楽器の音、とても気持ちがいい。 指をボディにぶつける音が、絶妙に弦の音に混じるところがいいなと思う。 右の人、何となく自分に似ているように思うのは、気のせいだろうか。 遠い親戚かな?

音楽雑記Ⅱ

イメージ
再就職、我が子の誕生、その他いろいろと思うところもあり、少し休憩しようと思っていたらば、もう約1年半が経ってしまった。 説明なく、突如としてブログを書かなくなったので、もしご心配になった方がいらっしゃったら、大変申し訳ありません。 いちいち「書かない」と宣言するのも、何やら自意識過剰な気がして、結局のところ、パタリとやめた形になってしまいました。 最近になって、少し余裕が出て来た、というよりは、新しい生活を自分から作っていかなくては、という気持ちになり、また、たわいもない文章を書きつけてみようと思い始めました。 以前のページに続けてもよかったのですが、かえってみっともない跡を残すかと思い、新しく「音楽雑記Ⅱ」としてブログを立ち上げるものとします。 おそらく更新頻度はずっと下がりますが、変わらず、お付き合いいただければ幸いです。 -------------------- さて、この1年半の間に、我が家には新しい家族が出来ました。 今は8ヶ月になる女の子です。 毎日、声も高らかにキャーキャー言って、ドンデケドンデケ動いております。 早くもおてんば娘の予感です。 そして、昨年から少しずつ取り組んでいたアルバム「空の灯」がついに完成しました。 僕以外に、13人+1赤ちゃん(うちの子じゃないよ)が、いろいろなパートで参加してくれて、今までの自分のアルバムにはなかった、「大きな」雰囲気を作り出すことができました。 正式には6月5日発売です(ライブ会場などでは、それまでに販売開始します)。 これは「オフィス・サンビーニャ」というワールドミュージック専門のレーベルからリリースしていただけることになり、すでにアマゾンや、タワーレコード、サンビーニャのウェブサイトに情報が上がっております。 ぜひご予約ください。 「空の灯」 丸山研二郎 + 空の灯音楽隊 1、もえたつもの 2、春 3、午後 4、空の灯~カリヨン~ 5、時 6、レンガ祭 7、星 8、こんな景色は 丸山研二郎 G.Vo.harp/加瀬澤彩友美 Vo./原口朋丈 和太鼓 Per./渡辺真由子 Pf.Key./中司和芳 Ba./荒井豊 hammer dulcimer/黒川浩和 Cho./てづかあい Cho.Vo./misa