三池平古墳まつり
もちろん個人的には古墳の上での演奏というのを体験したかったけど、交流館もあたたかい雰囲気で、地元の人が手づくりで運営している感じがとても居心地の良いお祭りでありました。
全体のテーマは、墓前祭によって、古代いほはらの国と現代をつなぎ、古代からやってきた使者を現代の音楽や芸能でおもてなしするというもの。
最後に歓送祭が行われ、神主さんが粛々と祝詞を上げると、古代からの使者はいほはらの国に帰ってゆく。
地元の方が使者に扮するのであるが、この寸劇がなんとも心温まるものであった。
オカリナの長谷川さん、ノーザンスターと僕のステージは、自分で言うのもなんだが、ちょっとよかった。
墓前祭なので、何か長い時間の流れを感じられるような内容にしたいと思い、曲目を春夏秋冬に並べて、最後にまた春が戻ってくるという演出をした。
今日は、自分の演奏が自分にもやすらぎをくれるようなそんな瞬間があった。
ほんとうに古代からの使者が聴いてくれていたのかも知れないな…、というのは都合のいい僕のイメージであります。
来年は古墳上で、皆さんが素敵な時間を過ごせますように。
静岡のちょっとディープな行事として、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょう?
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