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やあたの家音楽会

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リメックスという工務店さんのモデルハウス「やあたの家」にて和楽器奏者・原口朋丈氏と演奏をいたしました。 ~小さく建てて、広々暮らす~というコンセプト通り、非常に居心地良く、清々しい雰囲気のお宅である。(僕もこんな家に住みたいと思う。) 入れ替え、一部二部制で約30名ずつ、計60名以上のお客様にご来場頂きました。 多分、坪数的にはそんなに広いわけではないと思うのだが、リビングに結構ゆったり30名座れるんだな。間取りの妙。すごい! 来てくれたお客様、リメックスのスタッフの皆さん、ありがとうございました。 僕達の演奏は、童謡唱歌や古い洋楽にオリジナルを織り交ぜた内容だったが、原口氏とのアンサンブルをまた一歩深められたという感じがした。 ホームコンサート、という響きはなんとなく高級で贅沢な印象があったが、いやいや、コンサートの可能性を再発見させて頂いた今日の演奏でありました。 思う所あり、髪をバサリと切りました。 写真ではちょっと、どちらが僕でどちらが原口くんだか…。 今日お客さん3~4人に「ひょっとしてご兄弟ですか?」と聞かれた。 前から2人でライブをやると必ず誰かに言われるのだが。 うーむ、そんなに似てる?

おとぎ話の二夜

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2日間、なんだか夢のような時間だった。 NolenNiu-de-Ossiとのライブ「おとぎ話の二夜」に来てくださった皆様。 ありがとうございました。 記事を書くのに大分時間がたってしまって恐縮ですが。 歌にはひとつひとつ物語があって、それは必ずしも歌詞の字面だけの短い話ではなく、そこから想像できる世界には奥行きがある。 詞には歌われない景色や出来事も存在するし、詞には登場しない人々や動植物も、一つの歌の中にたくさん住んでいる。 ちょっと言い方は難しくなったが、「おとぎ話」という今回のタイトルについてそんなことを考えていた。 僕の作曲した歌と、デ・オッシの作曲した歌とは、違う歌だけれども、その両方を行き来する生き物のような登場人物(?)がいたり、ひとつの土地を共有していたりするはずである。 聴いてくれるお客さんには、歌という窓口からその世界に入り込んで、遊んだり、働いたり、冒険したり、時には迷い込んだりして、また違う歌に出口を見つけて戻ってきたりしてもらいたいのだ。 これもぜひ続編を行いたいと思う。 ただ、おんなじ形でおんなじようにやるのではなく、音楽の内容も、雰囲気も発展させて。 2日目のUHUは僕は、空の灯音楽隊の仲間である、てづかあいさんと、ノーザンスターことあゆみちゃんと3人で演奏をした。 だんだんとアンサンブルが深まっているように思いうれしかった。 そして、つくづくノレンニゥー・デ・オッシの音楽は稀有な存在だ。 以前のような、「神社」とか「狐」とかのイメージ…、いわゆる日本の裏側のような雰囲気(この説明でわかります?)は少し影を潜めたが、代わりにフラメンコや、ジャズ、ラテンなどの要素が強くなって、さらに曲の世界は複雑になっていた。 複雑といっても難解なのではなく、遥かにイメージをくすぐるような、それこそ「おとぎ話」のような楽曲たち。 僕にはとても及びもつかないような素晴らしいアレンジだと思うのだ。 最後は5人で、僕の曲「春」とミルトン・ナシメントの「Ponta de Areia(ポンタ・ジ・アレイア)」を演奏した。 春は、これはこれでまた録音したい、と思うような、ちょっとラテンの香りのするアレンジになった。 Ponta de A