東壽院ライブ

NolenNiu-de-Ossi&丸山研二郎 おとぎ話ツアー2017

東壽院さんでの公演が無事に終了いたしました。

まずは、急にも関わらず、会場の手配に音響にとご尽力して下さったトラディッショナル・サウンドの堀池さん、快く受け入れて下さった東壽院ご住職始め、寺内の方々、遠方から駆けつけて下さったお客様、ボランティアで受付を買って出て下さった俳優の関根さん、本当にありがとうございました。

他にも「うちで演っていいよ」とか「会場紹介するよ」などと、何人かの方に温かい声をかけていただきました。

仲間のありがたさを改めて感じた今回でありました。


さてさて僕達、丸山研二郎&原口朋丈は、今回の練習+公演を通じて一歩深まったように感じた。

アレンジに関して原口くんともいい話ができた。
和太鼓とギターをどのように組み合わせるかについて、小さくて大きな手がかりを得たような気がするのだ。

それは技術的なこと(ここは秘伝のタレと同じで企業秘密ね)でもあったが、精神的なことでもあった。

和楽器と洋楽器は、ある意味でぜ~んぜん合わない。

楽器の音や、それが組み合わさった曲の、良さに対する考え方がそもそも違う。

どちらかが活きると、どちらかの良さが失われてしまう。

一見合っていると思うのは、ただ音階や音のタイミングが合っているだけで、本当にその楽器同士が合奏しなきゃいけないのか、と問われると、どうかな?と思うものも多い。

ではなぜ挑戦するのかというと、和楽器奏者・原口朋丈氏が、素晴らしいミュージシャンである以前に、安心して心を委ねられる友人だからだ。

その友人が、偶然に和楽器を演奏していただけの話だったんだ。

今まで妙に、音楽的にダサくない新しいコラボレーションの形を模索しようと、考えすぎていたかもしれない。

無理に利益を失ってまで合わせる必要はないし、時には我慢も必要だ。そして出る時は存分に出る。相手が出る時は相手を立てる。

それがいい音楽を作る素だった。

そして、友情を持ってお互いの音を信頼し、尊重していくことが、楽器や音楽性の違いを乗り越えてゆく唯一の方法だったのじゃないか。

そんなシンプルなことに気がつくのに何年もかかる。

やーい、って思うでしょ?

実際やってみ。大体自分のことで精一杯になっちゃうんだから。


デ・オッシの2人は、相変わらず素晴らしいステージだった。

彼らも、楽器に関しては僕らと同じ側面を持ったユニットだ。

きっと僕がやっと気がついたようなことは、とうに乗り越えているだろうけれど、だからこそ、その音楽が唯一無二の魅力を持って、常に新しく語りかけてくれるんだろうなと思う。

それに、何か2人に会うと妙に安心するんだよね。

この2組はずっと続けたいな。


次回、2公演もお楽しみに!

さらに磨きをかけて頑張ります。


■6月16日(金)
スノドカフェ七間町
出演
NolenNiu-de-Ossi(ノレンニゥー・デ・オッシ)
丸山研二郎(ソロ)

OPEN 18:30 START 19:30
入場料¥2000 + 1ドリンクオーダー

スノドカフェ七間町
静岡市葵区七間町7-8
TEL 054-260-6173
http://www.sndcafe.net/sc7.html


■7月8日(土)
LIVEHOUSE UHU
出演
丸山研二郎&原口朋丈
NolenNiu-de-Ossi(ノレンニゥー・デ・オッシ)

OPEN 18:00 START 19:00
入場料¥2160 + 1ドリンクオーダー¥500

LIVEHOUSE UHU
静岡市葵区七間町9-10 ワイシーシー第ニビルB1
TEL 054-253-1418
http://livehouse-uhu.com/

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